第28回2023FCI-IGP競技会 ( バジル )

6/23〜6/25まで、第28回2023FCI-IGP競技会にバジルと初挑戦してきました🐶

 

この競技会では、「足跡追及」「服従」「防衛」の3課目の合計点数で順位が決まります🏆

世界大会への選考会を兼ねた大会のため、上位5ペアは世界大会への切符を手にできます🎫

開催国は毎年異なり、今年はスロベニア共和国です🇸🇮

代表のみなさん、おめでとうございます㊗

 

結果は、足跡追及11点、服従82点、防衛89点、合計182点でした✏

 

足跡追及(人の足跡の匂い嗅いでを辿り、途中の物品を教え、回収する作業)では、バジルの得意分野なのに点がとれませんでした💦

いつもの練習場所と追及会場での違い(長い草や長い小枝など)にバジルが戸惑ってしまい、作業ができませんでした💦

経験不足があるので、練習場所や方法を考えていこうと思います💡

 

服従(課目を規定通りに行う作業)では、大きなミスも怪我もなく無事に終えることが出来ました😃

ただ、ずっと課題にしていた正面停座(人と対面して座る)からの基本姿勢(人の左側について座る)に移る動きや位置の悪さが目立ちました💦

停座 = 座る事なのですが、バジルはスッと座らずにモジモジしたりゆっくり座ります😥

各課目や作業は停座で終わる事が多いため、座る態度が悪いと次々に減点されてしまいます💦

いつも本番前に帳尻合わせでなんとか誤魔化してきましたが、今回はそれが出来ませんでした😖
幼少期の教え方、日頃の積み重ねの重要性を強く再認識しました💦

障害が苦手なため、たくさん練習をしないといけないと思った練習中にアクシデントが起きてしまい、その後は1度も障害はせずに迎えた本番でしたが、バジルはしっかり飛び越えていきました💨

 

防衛(犯人役を探して、襲撃して、護送する作業)では、袖を口先でしか噛めなかったのに、振り落とされる事なく乗り切っていて、顎の強さはもちろんですが、バジルも精いっぱい頑張ってくれ、感謝の気持ちでいっぱいです✨

 

本番3週間前の障害の練習中にアクシデントがあり、休養した経緯があったため、不安要素がたくさんありました😢

バジルの状態をみて棄権も視野に入れながらの調整でしたが、アクシデントも含め、競技会を通して改めて“教えた事しかやらない(できない)”事を痛感しました💦

「バジルは作業が出来る、不安なのは“人”だけ」だという事を再認識し、とある大先輩の訓練士さんが何十年か前に「練習をしたいのは人間だけ、不安だから練習してるだけ、犬には関係のない事」と仰っていたのを思い出しました💡

 

今大会へ挑戦するために、去年のジーガーから課題としていた防衛の「テント回り」は今回「V-評価」をいただき、指導手態度も褒めていただけました👍

得点はV(優)、SG(特良)、G(良)、B(可)、M(不可)の5段階で評価していただきます📖

5月のジーガーの時に「人の所作が悪い」と九州の訓練士さんからご指摘いただき、
ある日の練習では「金子くんの雰囲気が悪いよ」と埼玉の訓練士さんからご指摘をいただけた事がありがたく、感謝してます✨

テント回りが大回りしてしまい、その都度直されるとバジルの意欲が落ちてしまうので、テント回りを明確に分かりやすくなるよう練習してきました‼

6/23の公開練習でも1回でスムーズに終える事が出来て練習の成果がはっきりと見えました‼
まだまだ改善しないといけない点はあるので、継続していきます✨

 

今大会を振り返り、改めて「世界に誇れる服従作業をするペア」「世界に誇れる防衛作業をするペア」が身近にいる事に感謝しながら初心に帰って頑張ります💪

次への課題が明確になったので、バジルの身体と相談しながら次なる挑戦は来年4月のWUSVですが、その前に10月の訓練チャンピオン競技会があります🏔

バジルは7歳なので、いつまで一緒に競技ができるかわかりませんが、可能な限りバジルと色んな事にチャレンジしていきます✨

 

最後になりましたが、
審査員やヘルパーの方々含む大会関係者の方々、本当にお疲れ様でした🙇‍♂️
そして、練習に付き合ってくれた方々、応援してくれた方々、ありがとうございました✨